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【高速起動Linux又は Instant On Linux】 [高速起動Linux]

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ネットブックは色々迷って結局MSI Wind U100を買った。
一方Lenovoのネットブック IdeaPadには高速起動Linux QuickStart(DeviceVM Splashtop)が標準搭載されている。
これが羨ましくて始めた高速起動Linuxだったが、調べてみたら多種多様で、有償製品もあればオープンソースもある。

高速起動Linuxは、アプリが限定(ブラウザやメッセンジャー等)されると思っていたが、Xandros PrestoやMoblinの様に様々なアプリが利用できるものもある。

開発途中のbeta版が多数だが、DeviceVM Splashtop、Xandros Presto、Corel InstantONは正式版がリリースされている。

DeviceVM SplashtopはLenovo IdeaPad(Quickstart)やASUS EeeBox,N10J(Expressgate)、ASUSやMSIのマザーボードなどに標準搭載されている。
ただしSplashtopはハード構成やソフト構成をチェックしており、そもそもどのパソコンでも動く様に(汎用的に)作られていない。

Xandros Prestoは約20ドルで単体販売されている。7日間Trialできる。
インストールは簡単でWindowsで行う(C:\Program Filesにkernelやfilesystemが保存される!)。
カーネルが新しい(2.6.29)のでほとんどのPCで問題なく動くだろう。
MSI Windで問題なく動作し、日本語表示入力も一作業で可能だった。
 
Corel InstantONはVAIO Type Pに標準搭載されている(Instantstart)。
有名なBIOSメーカー製、Phoenix HyperSpaceは有償製品だが20日間Trialできる(試していない)。

開発途中のLinpas QuickOS及びgOS Cloudも高速起動でyoutubeで起動の様子が見れるが、Downloadできず試していない。

一方オープンソースでは、Moblin, Android, 前記事で紹介したxPUDがあるが、全て開発途中のbeta版。
MoblinとxPUDの出来が良く、MSI Windでも軽快に動作した。いずれもBeta版だが今後大いに期待できる。
Androidは下記URLからDownloadして簡単に試すことができたが、カーソルが表示されない。
http://www.miraclelinux.com/embedded/android_dl.html

高速起動Linuxは、やはりMoblinが一番有力だろう 。
ネットブックをターゲットに作られており、開発メンバーも沢山いるようだ。
現在のV2 betaでも完成度が高く、もちろん起動も十分速い。Fedoraベースでyumが利用できる。
(お気に入りはXandros Prestoだが、オープンソースの組み合わせに20ドルはちょっと?だ)

高速起動Linuxを試すにはUSBメモリが簡単だが、LinuxがUSBメモリを認識するのに時間が掛かり、かんじんな起動時間に影響がある。MoblinやXandros Prestoは認識の早いATAハードディスクに簡単にインストールできるのでハードディスクで試すべきだ。

ぽちネットさんのページでSplashtopをカスタマイズして汎用的にしたSpeedyboot v1が公開されていた(公開は今日!)。
http://www.pochinet.org/linuxY0170.htm(の最後)
最初にトライしてなかなか難しかったSplashtopが、やっとMSI Windで使えそうで、非常にうれしい。
色々ある中で、一番起動が早いのはSplashtopだと思う。早速試してみたい。


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