SSブログ

【Google Chrome OS の UI 日本語化】 [Google Chrome OS 登場]

日経Linux 2月号の特集「Chrome OS の全貌」で、Chrome OS のメニューなど UI の日本語化方法が分かった。
Chrome OS を起動して xterm を起動し、ps aux で chrome のプロセスを見てみると、
/opt/google/chrome/chrome --type=renderer --lang=en-US --force-......
となっている。
lang=を変更すれば日本語対応できそうだが --lang=は簡単には変更できないそうだ。
よって、/opt/chrome/locales ディレクトリ下の en-US.pak に ja.pak を上書きする。
日経Linux 掲載の方法とは少々異なるが、とりあえず Chrome OS ブラウザを日本語化してみる。

昨年の12月18日頃から、ibus-daemon が動かなくなっていたが、7日に fix されたようだ。

ibus の件もあるので、git から改めて最新ソースをダウンロード、ビルドした。
Chrome OS 用ブラウザは、chromium-rel-linux-chromiumos/ から最新スナップショットの chrome-linux.zip をダウンロードしてchromiumos.git/src/build/x86/local_assets/chrome-chromeos.zip にリネームして保存する。

build_all.sh でビルドが終了したら rootfs.image というファイルが生成されるので、マウントして chroot する。

$ cd chromiumos.git/src/build/images/0.5.27.201001090435-a1
$ sudo mount -o loop rootfs.image /mnt/rootfs
$ sudo chroot /mnt/rootfs
# cd /opt/google/chrome/locales
# mv en-US.pak en-US.pak.org
# cp ja.pak en-US.pak

日本語キーボード対応のため xorg.conf を書き換える。

# vi /etc/X11/xorg.conf

 

Option     "XkbModel"   "jp106"
Option     "XkbLayout"  "jp"

# exit
$

あとはいつも通り USB メモリに書き出す。

$ cd chromiumos.git/src/scripts
$ ./image_to_usb.sh --from=../build/images/0.5.27.201001090435-a1 --to=/dev/sdc

起動すると Chrome OS が日本語対応されている。

chrojp

IME の ibus-anthy は、xterm を起動して、ibus-setup を実行して設定すると以後半角/全角キーで起動するようになる。
設定方法は input method selection で japanese > anthy を選択し、Add ボタンを押すと anthy がセットアップできる。

 

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。