【Google Chrome OS - Chromium OS ビルドをアップロード】

要望が多かったので、中途半端だが 3 月 18 日にビルドした Chromium OS(x86版) の LiveUSB 用イメージをアップロードした。
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ビルド方法、動作については前記事参照。
【Google Chrome OS 3月18日ビルド】：Royal Windows：So-net blog

ファイルサイズは約 220MB、zip 圧縮している。
解凍すると約 860MB、1GB の USB メモリで、LiveUSB が作成可能とした。 
是非ダウンロードして使っていただきたい。

多少カスタマイズして、ブラウザ UI 日本語化と JIS キーボード対応を行っている。
ibus-setup で anthy を設定すると、ひらがな入力はできるが、漢字変換はできない。

スクリーンショット
 

1GB 以上の USB メモリを用意して LiveUSB を作成する。
Linux の場合は、

unzip chromeos100318.zip
dd if=chromeos100318.img of=/dev/sdb

Windows の場合は、zip 解凍後 Windows Image Writer で LiveUSB が作成できる。

Windows Image Writer

BIOS の起動順序設定で USB メモリ優先にするか、ブートオーダーで USB メモリを指定する。
Chromium OS が起動すると「ようこそ」画面が表示される。
右上のネットワークインジケータで、無線LANかイーサネットに接続する。
サインイン画面が表示されたら Gmail のアカウント、パスワードでログインする。

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Chromium OS USB イメージの作成は以下の手順で行った。

1) Chromium OS のビルド、LiveUSB 作成

【Google Chrome OS 3月18日ビルド】：Royal Windows：So-net blog

2) 作成した LiveUSB をマウント

mount /dev/sdb3 /mnt/sdb3
cd /mnt/sdb3

3) ブラウザの UI 日本語化
(en-US.pak が標準適用されるロケールなので、日本語ロケールファイルを上書する)

cd opt/google/chrome/locales/
mv en-US.pak en-US.pak.org
cp ja.pak en-US.pak

4) JIS キーボードの設定

vi etc/X11/xorg.conf

 

Section "InputDevice"
    Identifier "Keyboard1" 下の
    Option     "XkbModel"   "pc106"
    Option     "XkbLayout"   "jp"

5) LiveUSB を アンマウントして gparted でシュリンク。
(1GB に収まるようスワップ領域を削除、sdb1 をシュリンク)

umount /dev/sdb3

6) USB イメージファイル化
(parted でパーティションのブロック数を確認）

parted /dev/sdb
(parted) unit s
(parted) p
Model: USB 2.0 Flash Disk (scsi)
Disk /dev/sdb: 4046848s
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: msdos
Number  Start    End       Size      Type     File system  Flags
1      63s      530144s   530082s   primary  ext3
3      530145s  1751084s  1220940s  primary  ext3         boot

(最後が 1751084 ブロックなので、LiveUSB から 1751084 ブロックのみ切り出す) 

dd if=/dev/sdb of=chromeos100318.img count=1751084

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タグ：Chrome OS chromium os