SSブログ

【EasyBCD でデュアルブートに BackTrack 4 R1 を追加】 [EasyBCD]

2010-07-15T00-56-38-de464 EasyBCD は、Windows 7 BCD ブートローダーで、デュアルブート設定を行うフリーソフト。
http://neosmart.net/dl.php?id=1
8月3日に、2.0.2 にバージョンアップしている。

EasyBCD でデュアルブート設定を行うと、Windows ブートマネージャで、Windows 7 / Ubuntu / BackTrack の起動選択ができる。

windowsboot

My PC には2台のハードディスクがあり、以下の様になっている。

1TB SATA HDD → Windows 7 をインストール済(BCD)
320GB SATA HDD → 1st~3rd パーティションはUbuntu 10.04(GRUB2)、第4 パーティションに、BackTrack 4 R1

EasyBCD は Windows 7 上にインストールする。

EasyBCD で Ubuntu 10.04 の起動設定は、こちら↓
http://royalwin.blog.so-net.ne.jp/2010-07-15
(Ubuntu 10.04 のブートローダーは Grub2 なので設定方法が異なる)

BackTrack 4 R1 は、320GB HDD の第4 パーティションにインストールした。
インストールは、BT4 R1 の ISO をダウンロードして、LiLi usb creator で LiveUSB を作成。
LiveUSB から BT4 R1 を起動して、ディスクトップの install.sh を実行する(ISO をDVD に焼いても可)。 
※ポイント※ 320GB HDD の MBR には既に Ubuntu 10.04 のブートローダーが記録されている。BT4 R1 インストールウィザードの最後で Advanced を押し、Grub インストールをキャンセルした。

EasyBCD で BackTrack 4 R1 の設定
最終設定結果
image

BackTrack 4 R1 の追加
Add New Entry ボタンを押して、NeoGrub を選択する。
image

Configure ボタンを押すと、メモ帳が開き、menu.lst が表示される。
menu.lst に以下の様に追記した。

# NeoSmart NeoGrub Bootloader Configuration File
#
# This is the NeoGrub configuration file, and should be located at C:\NST\menu.lst
# Please see the EasyBCD Documentation for information on how to create/modify entries:
# http://neosmart.net/wiki/display/EBCD/
default 0
timeout 5

title    BackTrack 4 R1   
root    (hd1,3)
kernel    /vmlinuz root=/dev/sda4 vga=0x317
initrd    /initrd.img

root (hd1,3) は、BackTrack 4 が入っている 320GB HDD の 第4パーティションを示している。

Windows ブートマネージャーで、BackTrack を選択起動すると、Grub4Dos 0.4.5b の画面になる。

image

EasyBCD の C:\NST\NeoGrub.mbr から Grub4Dos が起動して、BackTrack が起動する仕組みだ。
BIOS で、Windows 7 の 1GB HDD を優先起動にしているので、最初に Windows ブートマネージャが立ち上がる。
あとは、Windows 7 / Ubuntu / Backtrack を選択起動する。

Ubuntu は、Elegant Gnome Pack で、エレガントなデスクトップになっている。
【エレガント Ubuntu に Conky Colors を追加】:Royal Windows:So-net blog

Windows 7 を起動優先にしているが、Ubuntu を使うことが多くなった。

Ubuntu のブートローダー grub2 でも、Backtrack 4 が起動できる様にしている。
Ubuntu の /boot/grub/grub.cfg に BT4 を追加

menuentry "BackTrack 4 R1 public, kernel 2.6.34 (on /dev/sda4)" {
    insmod ext3
    set root='(hd0,4)'
    search --no-floppy --fs-uuid --set 09efe55d-2b68-44c5-bfc9-c174b99ec582
    linux /boot/vmlinuz-2.6.34 root=/dev/sda4 ro vga=0x317
    initrd /boot/initrd.img-2.6.34
}

Ubuntu のブートローダーでは、このように表示される。
image 



nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

NO NAME

hd1にとってはhd0はhd1であったり、パーティション番号は0から始まったり1から始まったり、
ブートローダーの乗ったデバイスと第3デバイスの位置を相対的に考えないとうっかり間違えそうですね!
by NO NAME (2010-10-22 23:28) 

atc-500

1番目のHDDの第1パーティション(/dev/sda1)は、Grubはhd0,0 で、Grub2はhd0,1です。
grub2の登場でさらに難しいことになってます。

by atc-500 (2010-10-26 22:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。