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Raspberry Pi Zero W で赤外線リモコン irsimsend コマンド [Raspberry Pi]

今日はダウンロードしたリモコン情報ファイルを使って, raspberry pi 接続の赤外線LEDからリモコン発信ができるようになった。
ただし,その発信を手持ちの学習リモコンで学習して,学習リモコンからCDプレーヤーに発信しても無反応だった。
それで赤外線LEDの出力を強めたりもしたが,なぜか学習リモコンでは成功しなかった。

lirc の irsimsend コマンドで,ダウンロードしたlircd.conf ファイルからリモコンデータをファイル出力できる。

VQ95010.lircd.conf のダウンロード
https://sourceforge.net/p/lirc-remotes/code/ci/master/tree/remotes/yamaha/
VQ95010はヤマハのリモコンの型番。CDX-10も操作できるらしい。  

irsimsend コマンドでVQ95010のKEY_OPEN(CDトレイOPEN/CLOSE)のリモコンデータをファイル出力する。

root@raspberrypi:/home/pi# irsimsend -k KEY_OPEN VQ95010.lircd.conf
KEY_OPEN

root@raspberrypi:/home/pi# cat simsend.out
pulse 8800
space 4400
pulse 550
space 1650
pulse 550
space 550
pulse 550
space 550

エディターで,simsend.out ファイルの数字の部分を取り出して irrp.py が入力できるJSONフォーマットに加工した。

{"yamaha:keyopen": [8800, 4400, 550, 1650, 550, 550, 550, 550, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 550, 550, 550, 550, 1650, 550, 1650, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 1650, 550, 1650, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 1650, 550, 38500]}

この内容をyamaha.dat ファイルに保存した。

pigpiod を起動して,irrp.py で赤外線を発信するとCDトレイが開いた。

root@raspberrypi:/home/pi# systemctl start pigpiod
root@raspberrypi:/home/pi# python3 irrp.py -p -g17 -f yamaha.dat yamaha:keyopen

このraspberry pi は,前の記事のとおり,lirc と pigpio をインストールしていた。
赤外線送受信プログラムirrp.py も作者のサイトからダウロードした。

昨日の記事:Raspberry Pi Zero W で赤外線リモコンの作り方

CDトレイが開くので赤外線は発信されている。その信号を学習機能付きリモコンで学習できない。 


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