【DeviceVM Splashtop 2.0 リリース】 [splashtop]
DeviceVM Splashtop の最新版 Splashtop 2.0 がリリースされた。
On Top of Splashtop » Blog Archive » Splashtop 2.0 is official and gets touchy
Splashtop は電源投入から10秒で起動する 高速起動 (Instant ON) Linux だ。
Asus,Sony,Lenovo,MSI,Acer,HP,サムソン等々いろんなメーカーのネットブック/ノート/マザーボードに搭載されている。
最新の Splashtop 2.0 は先ず Lenovo Ideapad S10-3t タブレットネットブックに搭載されるそうだ。
最新の Splashtop 2.0 で ・タッチスクリーンサポート(マルチタッチ非対応)、・アプリのショートカットのカスタマイズ、・ホームスクリーンで検索や履歴のサムネイル表示等が可能となる。
Splashtop は一応オープンソースらしいが、メーカー、製品毎に作り変えて OEM 提供される(メーカー毎に名前も異なる)。
Splashtop は、起動時に製品名をチェックして最低限のドライバのみロードしたり、構成ファイルのサイズ、ハッシュ等をチェックしたりするので、OEM 提供されていないノート/ネットブックで動かすのは相当難しい。
ただし昨年の日経 Linux 11 月号でハック方法が特集されたり、ぽちネットさんが Splashtop をハックしてサポート製品を増やした Speedyboot を公開している。
http://www.pochinet.org/linuxY0180.htm
Google Chrome OS と同様に、電源投入後短時間で起動して、ネットがつながるのがポイントだが、いろんなアプリ(ゲームもある)がローカルで動作する点が異なる。
どういう仕組みか分からないが、起動時の wifi 接続も非常に早い。
http://royalwin.blog.so-net.ne.jp/2009-10-08-2
【日経Linux 11 月号で高速起動Linux SpeedyBoot 紹介】 [splashtop]
日経Linux 11月号で SpeedyBoot の特集が組まれている。
「高速起動Linux SpeedyBoot を導入しよう」
SpeedyBoot は Lenovo IdeaPad や Sony VAIO Type N に搭載されている DeviceVM 社 Splashtop ベースの高速起動Linuxだ。
MSI Wind U100 を含め多くのネットブックで動作確認されている。
ぽちネット-Linux備忘録-Linux実験室-Splashtop(高速起動Linux:SpeedyBoot)
Splashtop の特長はなんといっても、コールドスタートから約10秒でディスクトップが起動 wireless LAN までつながっている超高速起動だ。
(ぼくが作ったビデオ)
Splashtop は当初日経 Linux 2 月号で紹介されて 3 月号では特集記事になっていた。
同じネットブックの IdeaPad で動いているんだから MSI Wind でも簡単に動くだろうと思って始めたが、画面解像度や wirelessLAN の問題などかなり大変で、何度もトライ&失敗した。
オリジナルの splashtop は dmidecode -s system-product-name で出力される製品名をチェックしたり、構成ファイルのバージョンやサイズをチェックして、おそらく OEM 提供していない PC で勝手に起動するのを防止していると思われる。
この splashtop をベースに独自に開発したのが SpeedyBoot だが、多くのネットブックで動作確認されている(上記サイト参照、上記サイトからダウンロード可能)。
ちょっと立ち読みしたところ付録DVDにはカーネルパッチも入っているらしい。
日経 Linux は勤務先の図書館にいずれ入るので買わなかったが、フリーソフトの特集もあるので今回は買おうかなと思っている。
ところで SpeedyBoot はある意味 Splashtop の改変にあたるわけだが、DeviceVM 社のホームページでは 各社 OEM提供版 Splashtop のソースが公開されており、オープンソースライセンスでハッキングも奨励されているようだ。
【高速起動Linux(元祖)Splashtop SpeedyBoot v1.1.0 ついにカーネル2.6.30】 [splashtop]
ぽちネットさんのサイトで、予告どおりSplashtopのカスタマイズ版SpeedyBoot v1.1.0がリリース。
ついにカーネル2.6.30になった。http://www.pochinet.org/linuxY0180.htm
最新カーネルなので、新しいデバイスを搭載したネットブックであっても、問題無く動作する可能性が高くなる。
早速ダウンロードさせていただき、MSI Wind U100にインストールした。
確かに起動が更に速くなっている気がする。(後日きちんと計測してみたい)
起動時のSplash画面も以前より数段クールになっている。
動作も一段と安定している気がする。
更に今回はアプリとして、ターミナルソフト、メールソフト、ペイント、テキストエディタ、パケット解析ソフト、ipodマネージャ、SSHターミナルが導入できるそうだ。
これだけのアプリが使えるなら十分実用的だ。
導入・起動方法は近日中に公開とのことだが、MSI Wind U100では簡単にインストールでき、今のところ問題は見当たらない。
MSI Windでのインストール方法は、もう一度確認したらすぐに記事にする予定だ。