Arrows Tab WiFi WQ1/J Windows 8.1 クリーンインストール [Windowsタブレット]
WQ1/J は QH55/J のカスタマイズモデル。2012年発売モデル。
CPUは Atom Z2760 Clover trail 32ビット。32bit UEFI。
PowerVRを kernel がサポートしてないため Linux は起動できずフリーズする。
当該機は,UEFI BIOSセットアップユーティリティが起動できるのみで,リカバリ領域も失われていた。
インストール用USBで Windows 8.1 をクリーンインストールしたが,再起動後Windows が起動できなかった。
(フリーソフトの RufusでWindows 8.1のISOファイルからUEFI/GPT指定でインストール用USBを作成した)
WinPEを起動して,スタートアップ修復やbcdboot等実行しても,一向にWindowsが起動できなかった。
別のUSB(Android-x86インストール用)のGrubからの起動で,Windowsデスクトップまで立ち上がったので,標準ブートローダーはあきらめて,rEFInd ブートローダーをインストールした。
1) コマンドプロンプト(管理者)でEFIパーティション(ESP)をBドライブにマウント
mountvol B: /s
2) rEFInd ブートローダーのインストール
rEFInd のZIPを解凍する。32bit UEFIなので,refind_ia32.efiとtools_ia32を残し,refind_*64.efi, tools_*64は削除する。
refind.conf-sample を refind.conf にリネーム。
refind デレクトリをESPにファイルをコピー。
xcopy refind-bin-0.11.2\refind B:\EFI\refind /E
3) EasyUEFI を使用して,UEFIに rEFInd のエントリを追加
create a new entryボタンで新規追加,Linux or Other OS,ディスクイメージでEFIパーティションを選択し,Browse ボタンでFile pathに refind_ia32.efi のパス(EFI\refind\refind_ia32.efi )を登録する。
4) Windows 8.1 を起動してデバイスドライバのインストール
FMVサポートサイトからドライバをダウンロードしてインストールする。
一部のドライバはダウンロード提供されてない。
Broadcom GNSS Bus Driver - 47511
max Touch i2c boot bridge peripheral driver
Broadcom Serial Bus Driver over UART Bus Enumerator
driverpack solutionというサイトからドライバをダウンロードした。
リカバリディスク,リカバリ領域が無い中Windows 8.1のクリーンインストールで以下の結果となった。
WiFi OK
Bluetooth OK
タッチパネル OK
画面回転 OK
サウンド OK
カメラ OK
MicroSD OK
バッテリモニタ OK
スリープ OK
休止状態 ? powercfg /a で利用可能と表示されるが設定できない。
32bit uEFI Windowsタブレット NEC TW708/BAS のバックアップ Clonezilla [Windowsタブレット]
Clonezillaはディスクのイメージバックアップ・リストア、コピーができるオープンソースのソフトウェア。
Windows 10 のタブレット TW708/BAS のMMC64GBの、バックアップ・リストアは、全く問題なかった。
TW708/BAS は 32bit UEFI なので、他のパソコンでいつも使ってるAOMEIのブータブルUSBは起動できなかった。
Clonezillaのダウンロードでdebianベースのstable、CPUi686、ファイルタイプisoを選択して、clonezilla-live-2.5.5-38-i686.iso をダウンロードした。
このファイルをUniversal USB InstallerでUSBメモリに書き込んだ。
(Universal USB InstallerはClonezillaの選択ができる)
タブレットとUSBハブをOTGケーブルで接続して、キーボード、ブータブルUSBを接続した。
タブレットの電源ボタンを押してすぐに音量+ボタンを押すと、Aptio Setup Utility が起動するので、Boot Override下に表示されているブータブルUSBを選択してClonezillaを起動した。
(なお、Aptio Setup Utility でsecure boot をdisableにした)
ディスクのバックアップイメージ保管用の外付けハードディスクもUSBハブに接続した。
Clonezillaを起動するとロケールやキーボードの設定があり、日本語のメニューが出てくるので、簡単にバックアップイメージが作成できた。
TW708/BAS のMMCは64GB。バックアップイメージは4GBのファイルに分割されており、計約20GBとなった。
リストアもClonezillaのブータブルUSBで無事成功した。
Clonezillaはキャラクターベースのウィザードなので、日本語であってもAOMEIと比べると分かりにくい。
- 32bit UEFI でも起動できる(debianベースのみ)。
- バックアップとリストアが無事成功した。
- 64GBのMMCのバックアップが約20GB。
- バックアップ速度は測ってないが、速いように感じた。
NEC LAVIE Tab W TW708/BAS Windows 10 クリーンインストール [Windowsタブレット]
WindowsタブレットだからWindowsのインストールは簡単だろうと思っていたので,Android-x86のインストール時にeMMCの全域をフォーマットしていた。
Androidではサウンド、カメラ、画面の回転等がNGだったので、Windows 10のインストールを始めたが、このタブレットのチップセットドライバは、IntelもNECからも公開されてないようだった。Windows Updateでもドライバが更新できない。
そして、タッチスクリーン,サウンド,カメラが動作しなかった。
Atom Z3700シリーズはSoCで,CPU,GPU,チップセットが1チップになっている。Z3700のドライバを検索したらdropboxにドライバを入れてくれていた。
https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_10-hardware-winpc/intel-z3700-driver-for-windows-10/25f16dc1-0e8f-4d57-abd0-68a61e517592
https://www.dropbox.com/s/dh3rxpbcpw6suj4/Drivers.zip?dl=0
WinUSBで、Windows 10 32bit のISOからブータブルUSBを作成した。
https://www.winusb.net/
タブレットとUSBハブをOTGケーブルで接続して、キーボード、ブータブルUSBを接続した。
電源ボタンを押してすぐに音量+ボタンを押すと、Aptio Setup Utility が起動するので、Boot Override下に表示されていたブータブルUSBを選択してインストーラーを起動した。
Windows 10 のインストール途中でネットには接続しなかった。Windows 10が起動した後もオフラインの状態でチップセットドライバをインストールした。
チップセットドライバのインストールが終わり、再起動後、デバイスマネージャーにはまだいくつかの不明なデバイスが表示されていたが、その後ネットに接続してしばらく使っているうちに不明なデバイスは無くなった。
タッチスクリーン,サウンド,カメラは正常に動作した。
Windows 10 のサイトで”今すぐアップデート”を実行して、Windows 10 April 2018 Updateを適用した。
バージョン1803になった後も、特に動作に問題は無かった。
このタブレットは32bit UEFIなので、64bitCPUではあるが、32bit Windowsをインストールした。
64bit Linuxは簡単に起動しないし、64bit Windowsもインストーラーがエラーになった。
CPUは、Atom Z3736F(Bay Trail)
このタブレットでスクリーンショットは、Windows ボタンを押しながら音量-ボタンを押す。
電源ボタンを押してすぐに音量+ボタンを押すとUEFI Setup Utility が起動する。
Windows のshutdown コマンドで再起動時にSetup Utilityを起動することもできる。
shutdown /r /t 0 /fw
このタブレットの仕様が大体分かったので、またAndroidインストールにトライする予定。