SSブログ
IRリモコン ブログトップ

Asus DH USB Remote を Linux で使う [IRリモコン]

Asus の P5W DH というマザーボードに付属していた USB接続の IR レシーバーと赤外線リモコンを持っていたので,Kali Linux に rhythmbox をインストールして,それをリモコンで操作した。

IMG_20190803_182800

root@kali:~# apt update
root@kali:~# apt install lirc lirc-x

asusdh というドライバーでIRレシーバーは認識する。
lirc のサイトからコンフィグファイルをダウンロードできる。

root@kali:~# wget http://lirc.sourceforge.net/remotes/asus/lircd.conf.asusdh

このファイルの内容を見ながら .lircrc ファイルを作成する(下記参照)。

lircd と irexec を起動する。どちらもデーモン起動。

root@kali:~# lircd --driver=asusdh --device=/dev/usb/hiddev0 lircd.conf.asusdh
root@kali:~# irexec –d

rhythmbox を起動する。
Screenshot from 2019-08-03 23-08-08

リモコンの再生ボタン,スキップ,ボリュームボタンで,rhythmboxが操作できる。

.lircrc ファイルの内容

root@kali:~# cat .lircrc
begin
        prog = irexec
        button = KEY_PLAYPAUSE
        config = rhythmbox-client --play-pause
end
begin
        prog = irexec
        button = KEY_FORWARD
        config = rhythmbox-client --next
end
begin
        prog = irexec
        button = REV
        config = rhythmbox-client --previous
end
begin
        prog = irexec
        button = KEY_KPPLUS
        config = rhythmbox-client --volume-up
end
begin
        prog = irexec
        button = KEY_KPMINUS
        config = rhythmbox-client --volume-down
end

その他,irw コマンドでリモコンからの送信情報が表示できるので,他のリモコンのコードも表示できないかと期待していたが,他のリモコンはことごとく表示なしだった。
上の写真の専用リモコンしか反応しない。
IR リシーバーが HID デバイスであることが関係しているらしい。


nice!(0)  コメント(0) 

OHM AudioComm 学習AVリモコン AV-R820E [IRリモコン]

オーム電機の学習リモコン AV-R820E

商品説明には「学習機能付きで、よく使う機能をFキーにボタン登録できます。」
取扱説明書には「F1~4以外のボタンについても,同様に任意の信号を記憶させることができます。」
F1~4以外のボタンに任意の信号を学習できることについては,メモリ不足を懸念してるせいか,何故か積極的に説明してない。
ただし,自分がやった範囲では問題なく学習できた。

アンプは Tangent AMP-200-EUというデンマーク製,CDプレーヤーはYAMAHA CDX-10を使っている。

AV-R820Eにアンプのリモコンから電源ボタン,音量(+/-)ボタン,MUTEボタンを学習させた。
CDプレーヤーのリモコンは既になく,ミニコンポでセットだったYAMAHA AX-10(アンプ)のリモコンから再生,一時停止,停止,曲送り,曲戻し,サーチ等の操作ボタンを学習させた。
これで,音量を調整したり,CDプレーヤーの操作等が,AV-R820E1台でできるようになった。

赤外線LEDが少し引っ込んでいるので,しっかり向けてリモコンを操作しないと,反応しない場合がある。
仕様は距離7メートルで,距離については問題はなかった。
レビューでも少し評価が低く,千円以下で買ったので少し心配だったが,オーディオのリモコンを1台にまとめることができた。
ボタンが小さく密集していいるので使いにくいという意見もあったが,全くそんなことは感じられない。

学習の方法は,非常に簡単・確実だった。
手持ちのリモコンを学習リモコンと向かい合わせに置いて,学習リモコンのSETボタンを3秒以上押してランプを点灯したら,操作切換ボタンのTVを押し,学習させたい任意のボタンを押すと,ランプが点滅する。
次に,手持ちのリモコンの学習させたい任意のボタンを押す。するとランプが1回消えた後点灯になるので,続けて学習リモコンのボタン,次に手持ちのリモコンのボタンを押していく。
オーム電機の現行のリモコンで,学習リモコンはAV-R820EとAV-R950Nのみなので,注意が必要。

CDの電源や曲番号の入力もリモコンでできればいいが,前述したとおりCDのリモコンは捨ててしまっており,学習させることができない。
ミニコンポのアンプYAMAHA AX-10のリモコンにはCDの操作ボタンしかない。
CDのリモコンがあれば学習できたはずで,どこかで入手できればと考えている。


nice!(0)  コメント(0) 
IRリモコン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。