スクールオブロックという映画をGW中に見ました。
主演のにせ教師(実はロッカー)が、学校で子供たちにロックを教えて、子供とバンドを組んでロックのオーディションに参加するという映画です。
教室で、宿題用にロックの名盤を子供たちに1枚1枚渡すシーンがあります。
ピンクフロイドの狂気を一人の黒人の少女に渡します。
これを家で聴いてこいというわけです(笑)

ピンクフロイドの'73年発表のアルバム「狂気」は15年間連続してビルボードにチャートインしたとして、ギネスブックにものっています。そして世界で1番売れたアルバムらしいです。

ロックは演奏できまるというホームページがあります。
「狂気」は最初から最後まで通して聴けとのことです。
僕は小学生の時に、いとこのおにいさんに聴かせてもらいました(最初から最後まで)。
叔母さんが通りかかって一言「幽霊音楽」と言ってました。そんな感じの音楽です。

宇崎竜童さんが昔TVKで、「ロックはファッションじゃない。生き方だ」と言ってました。
ピンクフロイドは気軽に聴ける流行歌(=ファッション)とは違います。
張りつめた空気、エネルギーを感じながらまじめにしかめっ面して聴く音楽です。

なんで売れたのか分からないような曲ばかりです。
欧米の人もいつも流行歌ばかりじゃなく、たまにはこんな音楽も聴くんでしょう。
(そういうわけでピンクフロイドはかなりの需要があったんだと思います。)
最近通勤中にピンクフロイドを聴いてます。
ザ・ウォールの「コンフォタブリー・ナム」や、ファイナルカットの「ザ・フレッチャー・メモリアル・ホーム」のギターソロは独特です。
それから、アニマルズの「ドック」を聴くと、この人たちはやっぱり天才だなっと納得します。