改造ファームウェアを導入した FON2405E と FON2305E を下図の様に WDS で接続して,3日ほど運用している。 

改造ファームウェアは,Ralink AP SoC SDK の linux ソースをコンパイルして作成している。
オリジナルファームウェアからの書き換えは,基板のシリアルにコンソール接続する方法しか判明してない。

改造ファームの書き換え方法
改造ファームの作成方法 (Ralink AP SoC SDK)

改造ファーム
ra20120103.img (1.8MB)

どちらの Fon もオペレーションモードは,Bridge にしている。


Aterm と有線LANで接続している方の Fon は WDS を Lazy Mode にした。
暗号化通信は TKIP。


別の Fon は,Repeater Mode。
AP Mac Address には,対向する Fon のMAC アドレスを入力した。

Lazy Mode can auto learning WDS peers. But have to note that can’t set each AP to Lazy mode, otherwise no addr4 will be carried by each AP

Lazy モードは,対向のWDSを自動認識するとのことだが,両方を Lazy モードにしてもつながらなかったので,片方は repeater モードにした。
どちらの Fon もブリッジになっているので,全てのパソコンが,Aterm の DHCP サーバからIPアドレスを自動取得する。

ファームの書き換えが,もっと簡単るにできればいいのだが,未だ方法が見つかっていない。
リセットボタンを押しながら,Fon の電源を投入するとブートローダーの u-boot が httpd を起動する様で,ブラウザから 192.168.0.250 に接続すると failsafe UI が立ち上がる。そこでファイルを指定して,アップロードしても書き換わらない。