AW06,TW06W 「リーダーライター+Wi-Fiルーター」
この無線ルーターはファームウェアをOpenWrtに書き換えることができる。



OpenWrtに書き換え後,Wi-Fiエクステンダー化することができた。
これで,無線ルーターの電波が届きにくいところに中継させる。

パソコンで,この機種用のOpenWrtファームウェア(イメージファイル)を以下からダウンロードする。
https://openwrt.org/toh/hwdata/tama/tama_w06
OpenWrtファームウェアは,最新の以下ファイル。
openwrt-19.07.4-ramips-mt76x8-tama_w06-squashfs-sysupgrade.bin
起動したら,WPS/リセットボタンを10秒間押して,リセットする。
パソコンで tmw06-xxxxxx というSSIDに,本体に書かれているパスキーで接続する。
ブラウザで192.168.1.1にアクセスして,オリジナルのWebUIで,admin パスワード無しでログインする。システム→ファームウェアの更新で,OpenWrtファームウェアファイルをアップロードする。

OpenWrtは当初は無線LANが無効なので,LANケーブルで接続して,設定を行う。ブラウザで192.168.1.1にアクセスすると OpenWrtのWebUIに接続できる。デフォルトは root パスワード無し。

Network –> Wireless で,表示の SSID OpenWrt(Master)をEdit

Enableボタンを押す。

オープンをWPA2-PSKに変更して,パスキーを入力。
これが,クライアントがエクステンダーに接続するときの設定情報になる。

次は,無線ルーターにエクステンダーが接続する設定を行う。
Network –> Wireless でSCANボタンを押す。

中継元の無線ルーターの接続情報を設定する。

Network –> Interfaces には有効化したwlan0が表示される。

コンフィグを反映・保存する。

機器をSSID OpenWrtに接続すれば,エクステンダーが中継してくれる。

Network –> Interfaces wlan0が元の無線ルーターに接続されている。

ファームウェアをOpenWrtに書き換えできる無線ルーターは多数あるので,たとえば,不要になった無線ルーターをエクステンダー化することができる。
https://openwrt.org/toh/views/toh_fwdownload