Lenovo の Enhanced Experience (EE)は、Windows 7 の起動高速化だけだったが、HDD とSSD のハイブリットシステム Lenovo RapidDrive では、小容量の SSD と 安価な HDD でコストを抑えながら、特別な仕組みで Windows 7 の起動が更に高速になり、アプリの起動や動作も高速になるそうだ。


RapidDrive はマルチメディアノートブック IdeaPad Y460/Y560 にオプションで搭載される。 
RapidDrive はHDD と SSD を1台のノートに搭載するだけではなく、1つのドライブにするのでユーザは HDD と SSD を意識する必要がない。 (C と D ドライブに分かれない)
それだけでは複数ドライブを論理的に1ドライブにする JBOD と同じだが、RapidDrive は JBOD よりスマートで、高速化のためデータ配置がダイナミックに最適化される。
SSD は PCI-E 接続で 32GB または 64GB が搭載される。
割と容量の小さい SSD と 安価な HDD の組み合わせなので、コスト的にもメリットがある。 
Lenovo の特許技術とのことだが、データ配置の最適化をハードウェアで処理するのだろうか?

上の動画のとおりアプリ起動が早くなり、Windows 7 の起動もスタンダードEE より更に8秒から11秒短くなるとのこと。