Google Chromium OS の最新ソースを本日ビルドしたが、PrintScreen キー(PrtScr)を押すと画面がキャプチャできるようになっていた。
(Chrome OS LiveUSB を作成し、MSI Wind U100 で実行)

ホームディレクトリに screenshot.png を生成している。
Chrome OS で 見たい場合は、Ctrl + o キーを押すと起動するファイルビューワーで、screenshot.png をダブルクリックすると Chrome ブラウザ上に表示される。

また、時間差で画面キャプチャも可能だ。
Ctrl + Alt + T で xterm を起動して、sleep 10 && screenshot ~/screenshot.png とタイプする。
こうすると 10 秒後にキャプチャが実行され、png ファイルがホームディレクトリに保存される。
この screenshot コマンドは、どこから持ってきたのだろうか?新規作成なのだろうか?

前記事で紹介した、Chromium OS Zero は、窓の杜で特集されている。
窓の杜 - 【特別企画】USBメモリから起動できる“Chrome OS”「ChromiumOS ZERO」を試す 前編
窓の杜 - 【特別企画】USBメモリから起動できる“Chrome OS”「ChromiumOS ZERO」を試す 後編

実行方法や日本語環境のセットアップ方法が書かれている。
オリジナルの Chromium OS は LiveUSB の作成に 4GB 以上のUSB メモリが必要とされているが、Chromium OS Zero は、1GB の USBメモリに格納できる。
どうやってサイズを落としているのだろうか?

2GB の USB メモリに収まる様、自分でも一応やってみた。

まず 4GB の USB メモリで普通に Chromium OS の LiveUSB を作り、Ubuntu の パーティション操作ソフトGparted で開く。
700MB パーティションが、×3 あり 2GB では収まらない。
2 番目がスワップパーティションなので、スワップパーティションを削除して、空いたところに3番目のパーティションを移動して詰めた。


MSI Wind U100 は、メモリを 2GB も搭載しているので、スワップパーティションはいらないし、Zero もスワップパーティションを削除している。

コピー先の 2GB の USB メモリも挿して、dd コマンドでコピーする。
dd if=/dev/sdc of=/dev/sdd count=4046848
/dev/sdc が 4GB USBメモリで Chromium OS が格納されている。
/dev/sdd はコピー先の 2GB USBメモリ。count= でコピーするブロック数を指定している。
4046848ブロック × 512バイト で約 2GB になる。