Android, iPhone OS に続く、第3のモバイル向け OS、MeeGo v.1.0 が昨日リリースされた。
http://meego.com/
(800MBのイメージファイルがダウンロードできる)
Moblin と Maeno をマージした MeeGo がインテルとノキアから発表されたのが2月で、3月31日に初リリースがあったが、この時はターミナルしか起動しなかった。
今回のリリースはウインドウシステムが起動する。

LiveUSB を作成して、MSI Wind U100 ネットブックで起動してみた。

Google Chrome ブラウザ

メディアプレーヤー

LiveUSB 作成には 1GB 以上のUSBメモリを用意して、
Linux の場合は、
dd if=meego-netbook-ia32-20100524.1.img of=/dev/sdX

Windows の場合は、
Win32 Image Writer で書き込む。
https://launchpad.net/win32-image-writer

起動は20秒程度と速いが、更に速い Chrome OS や Splashtop を見慣れているので、それほど速くは感じられない。
それから Wifi が接続できなかった。(内蔵Wifi Atheros AR5006EXS)
/var/log/messages を見ると DHCP で失敗している様なので、スタティック IP を入力したら接続できた。 
スタティックの場合、/etc/resolv.conf にネームサーバ(例えば nameserver 8.8.8.8)を追記しないと名前解決できない。

Android も iPhone も使ったことがないので、比較は難しいが、動作が軽快で、特に、Chrome OS でも採用されている clutter の動作は見ていて楽しい。
日本語はサポートしているとのことだが、まだ試していない。
インテル製グラフィックス内蔵のネットブックのみサポートで、GMA500 や ATI や ION のネットブックは未サポートとのこと。
http://netbooked.net/blog/meego-1.0-os-for-netbooks-now-available/