Chrome OS に搭載される chromoting は、リモートディスクトップ機能と紹介されているが、Google は詳細を明らかにしてない。
【Google Chrome OS クロモーティング (chromoting)】:Royal Windows:So-net blog

Google は chromoting について「レガシーPCアプリケーションにもブラウザ内からアクセスできるようになる。」と説明しているだけだ。

こちらのサイトでは、chromoting が仮想化技術ではないかと書いている。
virtualization.info | Google社がまもなく登場するOSにアプリケーション仮想化技術を搭載か?(20100614-10)

Google は 2007年4月に GreenBorder 社を買収しているので、実は仮想化技術を有している。
サーバなどに使っていたのだろうか? 
上の記事によると、既に Chrome ブラウザにこの技術を使っているかもしれないそうだ。

Windows 7 は、XP 用ソフトなどレガシーアプリの実行用に Virtual PC という仮想化技術を使っている。
Chrome OS もレガシーアプリのために、アプリ仮想化を実装するだけだろうか?
今の仮想化技術は CPU の仮想化支援機能等を使って、結局はローカルのリソースを使っている。
Chrome OS の仮想化は、もしかしたら Google の超巨大スーパーコンピューターなどクラウド上の巨大なリソースを使うものかもしれない。

いずれにしても「chromoting については、数ヶ月以内に明らかにする」とのことなので、ありふれたリモートディスクトップ機能や仮想化機能ではないことを期待したい。

関係ないが、マイ PC (Windows XP)は、Chrome ブラウザで、Google 日本語入力、テーマも Chrome OS、壁紙も Google にしている。 
【Chrome OS テーマ Windows XP用(2), WindowsTabs】:Royal Windows:So-net blog