MBR2GPTコマンドで,Windows 10の環境はそのままで,システムディスクをMBRからGPTに変更することができた。
Windows 10 の起動もOK。  
MBR2GPTコマンドの,条件は以下のとおり。。

  1. 現在、ディスクが MBR を使っていること。
  2. プライマリとセカンダリの GPT を格納するために、パーティションが使用しない十分な領域があること。
    ・ディスクの先頭に、16 KB + 2セクター
    ・ディスクの最後に、16 KB + 1セクター
  3. MBR パーティション テーブルに最大 3 つまでのプライマリ パーティションがあること。
  4. パーティションの 1 つがアクティブとして設定されているシステム パーティションであること。
  5. ディスクには、拡張パーティションや論理パーティションがないこと。

当初ディスク0に4つのパーティションがあったが,最大3つ(条件3)なので,回復パーティション等を削除して,2つにした。


バリデーションでMBR2GPTコマンドを実行

mbr2gpt /validate /disk:0 /allowfullos

ディスクの先頭の空きが足りないとのエラーになった(条件2)。

Disk layout validation failed for disk 0
---------
(C:\Windows\setuperr.log)
Error   ValidateLayout: First partition too close to the beginning of the disk. Should start at offset 17408 or above, found at 4096

gparted を使ってディスクの先頭に1MBの空きを作った。
gparted は前記事のRescuezilla(Linux)をUSBメモリから起動して実行。

万一に備え,Rescuezillaで,ディスクをバックアップしておいた。
それから,予め作成しておいた回復ドライブのUSBメモリからPCを起動して,トラブルシューティング→コマンドプロンプトから,MBR2GPTコマンドで,コンバート(すぐ終わる)。

mbr2gpt /convert /disk:0 /allowfullos

MBR2GPT: Conversion complated successfully

GPTコンバートが成功したら,UEFIに入り,起動をUEFIモードに設定する。