SSブログ

【高速起動Linux splashtop】MSI Wind U100でLenovo QuickStart 1024x600 [splashtop]

DSCF0692 
Lenovoのsplashtop「QuickStart」の「kernel2.bin」を親切な方から頂いたので、U100でkernel2.binを直接キックする方法で起動を試みたところ、ちゃんと起動できた。

無線LAN(Atheros AR5006EXS)が接続でき、設定も保持できる。
ただ、なぜかWebアイコンからfirefoxが起動できない。
端末ソフトxrvtを起動してfirefoxとタイプしたら起動できたのだが...
photoやmusicもアイコンから起動ができない。
またシャットダウンボタンが見当たらない。xrvtでpoweroffとタイプしてシャットダウンした。

まだまだ問題ありだが、進展したのはMSI Wind U100で初めてネイティブの画面解像度「1024x600」で表示できたことだ。
ExpressGate、VoodooIOSでは結局1024x600表示はできなかった(何か間違えているのかもしれない)。


DSCF0689

QuickStartのsplashtopが上がったところで、xrvtを起動してrootファイルシステム等をUSBメモリにバックアップしてfedora10で復元した。以下はfedoraでの作業だが日経Linux3月号の方法に加えて、
/etc/model.d下に「U-100」ディレクトリを作り、既存の「700」ディレクトリ(eeepc用)の設定ファイル3つをコピーした。
そのファイルを編集して解像度の設定らしきところを1024x600x24x60に書き換えた。
カーネルをリビルドして、新たな「kernel2.bin」を生成した。
「kernel2.bin」をUSBメモリのQTART.SYSに保存した。
z
splashtopをネットブックで動かすのは、このようにかなり複雑な作業だ。説明不足で申し訳ないが、書いてる本人もよく分かってない。
(なんとなく)分かったきた事は、splashtopはライセンス上の理由なのか、起動時間短縮のためなのか、ライセンスされているパソコン以外では動かしにくい仕組みだ。

  • メニュー画面はネットブックでは表示できず再起動となる。解像度がネックになっているらしい(kernel2.binをキックする方法はメニュー画面をスキップする)。
  • sqxファイルがsquashfsで固められたアプリやベースシステムだ。
  • versionというバイナリファイルに個々のsqxファイルやcefullなど構成ファイルのファイル名、サイズ、ハッシュ値、作成日などを記録しており、起動時に改ざんがないかチェックしている。
  • パソコンの製品名をチェックしている。
    dmidecode -s system-product-name
    dmidecode -s baseboard-product-name
    MSI Wind U100はどちらも「U-100」だ。スクリプト/etc/model.d/dimodelsでチェックしている。/etc/model.d下に製品名のディレクトリがあり、その中に基本設定やモジュール設定をするスクリプトがある。
  • rootファイルシステムのフォルダやファイルはkernel.binに、カーネルと一緒に固められている。/etcや/bin,/libなどは起動しないと展開されない。


ところでこのWind U100はハードディスクが160GBもあるので120GBをWindowsXP、40GBをfedora10にしている。
fedara10はインストール時に「開発ツール」も導入しないとカーネルのリビルドができない。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。