【高速起動Linux Moblin V2.0 Beta 設定保存可能なLiveUSB作成】
Moblin V2.0 Beta の設定保存可能な LiveUSB の作成方法を調べてみた。
Moblin.orgのブログのコメントに、
Fedora Live-USB-Creator makes persistent moblin USB installs
というのがあった。
Windowsで、Fedora Live USB Creator を実行する。
ダウンロードしたmoblinのLiveイメージファイル moblin-netbook-beta-refresh-20090818-001.img の拡張子imgをisoに変更した。
Browseボタンでmoblin-netbook-beta-refresh-20090818-001.isoを選択する。
Target DeviceはUSBメモリのドライブ名が自動的にセットされる。
ポイントは、Persistent Storage のスライダーを動かして設定保存のための容量を確保しておく。
これでCreate Live USBボタンを押せば、設定保存可能な Moblin の Live USB が作成できる。
Linuxのターミナルで行う場合は、次の方法で設定保存可能な Live USB が作成可能とのことだ(前記事のコメントで教えていただいた)。
livecd-tools というパッケージに含まれるスクリプト livecd-iso-to-disk を使用する。
livecd-iso-to-disk --noverify --overlay-size-mb 2000 ./moblin-netbook-beta-refresh-20090802-001.img /dev/sdb
--overlay-size-mb 2000 がポイントだ。
作成された Live USB の LiveOSディレクトリ中に、overlay-CFD2G-5077-57AF という約300MBのファイルが生成されている。
また、syslinux.cfgの中のappend行に overlay=UUID=5077-57AF が追記されている。
リードオンリーの root ファイルシステムに、リードライト可能な overlay-CFD2G-5077-57AF 中のファイルシステムがオーバレイされて起動するので、本来リードオンリーの live USB がリードライト可能になるのだろう。
Fedora 9からサポートされた、Live USB Persistence という機能だが Moblin でも利用可能だ。
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