【Google Chrome OS について】

Chrome OS はブラウザのみ動作するOSだが、将来性について少々疑問が湧いてきた。
Google ノートブックはクリスマス頃にリリースされる予定だが、本当に皆が使う様になるのだろうか？
WEB 2.0 はパソコン上のソフトをインターネットに移すことだが、ブラウザの高機能化と HTML5 でパソコンソフトで出来ることはほとんどインターネットで出来るようになりそうだ。
そうであればブラウザのみで全て用が足りるのかもしれない。
ただし、はたしてブラウザが究極のパソコンソフトなのだろうか？過去を振り返るとパソコンソフトの可能性は非常に高い。
P2P や メッシュネットワークなどWeb よりもネットの帯域を効率よく利用する通信技術もある。
将来的には新たなソフトが開発されて、ブラウザは無くなるかもしれない。 

Google はある意味ブラウザによって収益を上げてきた。
Google はブラウザが無くなったらどうするのだろう。
Chrome OS そのものも今後どうなるのか全く想像がつかない。
現状の Chromium OS とは異なるものになるだろうが、現状の Chromium OS をまたビルドした。

ビルド方法は、Build Instructions (The Chromium Projects)
パッケージ管理が、Gentoo Linux の Portage に変更になり以前のビルド方法は撤廃されている。 
今回は gclient sync で git 1.6.6 以上を要求されるので、debパッケージをインストールした。
http://ftp.debian.org/debian/pool/main/g/git-core/git-core_1.6.6.1-1_amd64.deb
また、gclient sync が Error: Switching upstream branch from refs/remotes/origin/master to
refs/remotes/origin/qualcomm-2.6.31.12 でスタックしたので、一旦 chromiumos.git を全部削除して、gclient sync を再実行した。

最新の Chromium OS のスクリーンショット。
（PrintScreen キー又は sleep 10 && screenshot xxxx.png で画面キャプチャ）

  

 

 

ibus-anthy が入ってないので日本語入力は不可だが、ハングル文字は入力できた。

 

日本語入力はどうなったのか？
もしかしたら Google 日本語入力のポーティングを始めてるのかもしれない。
バージョン等は（クリックで拡大）