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【Linux の今後 - 商業化?】 [Ubuntu]

linux Google Chrome OS は Linux であり独自 OS ではない。Google Android も Linux。
そしてIntel、Nokia の MeeGo も Linux。
Linux は大企業に採用され、メジャーになり商業化が進むのだろうか?

Linux Foundationの常務理事Jim ZemlinにLinuxコミュニティの大変貌について聞く

デベロッパとユーザの比率が変わり、ユーザ数が非常に増えている。
ユーザ数増加は、携帯、スマートフォン、GPSなどに Linux が搭載されているからで、パソコンユーザのことではない。

Linpus、Xandros など Desktop Linux ベンダーもあるが、あまり知られていない。
これからは、Intel、Nokia、Google といった大企業が Desktop Linux を推進しようとしている。

大企業が関わっても、Linux は今まで通りフリーなのだろうか。
インターネットのコンテンツはフリーというスローガンで、新聞社やテレビ局は大損している。
同様に Linux はフリー、アプリもフリーなのに、大企業はなぜ関わってくるのだろうか。
Google も Intel も OS はフリーと言っているが、高価なパソコンやスマートフォンに、実は OS の料金も上乗せするんじゃないだろうか?
Yahoo!オークションのように、軌道にのってきたらあからさまに有料化するかもしれない?

Linux はパソコン用の Unix として作成された。
Unix は著作権でがっちり守られており、ソースを多少でもコピーすると著作権違反になる。
そのため Linux の作者はソースを一から書いて、Unix そっくりのものを作った。
そっくりに動作するプログラムでも、ソースが全く異なれば著作権侵害にならない。
GNU/Linux の GNU とは、GNU is not Unix の略語だ。

Ubuntu は今後もフリーで提供してくれるだろう。
Ubuntu 10.04 が 4月30日に正式にリリースされる。
4月22日に RC 版がリリースされている。
起動時に Hal の起動を止めた等で起動が著しく速くなっている。
ChromeOS も Hal を起動せず、fake Hal で Xorg をだまして起動を速くしている。
Ubuntu 10.04 は UI も変わり、デスクトップもアフリカンからアーバンな感じになった。

サーバ用途ではフリーの CentOS が人気だ。
サーバでは、企業のサポートも受けられる商用 Linux がいくつかある。 
CentOS は有料の商用 Linux、Redhat Enterprise Linux のソースをベースにしているので、安定性、信頼性重視の Linuxだ。
Web サーバやメールサーバ等を構築する場合は非常に便利だ。
RHEL はサブスクリプションライセンスで、たしか年20万円位だったと思う。

大企業が乗り出してきて Linux が商業化すると、供給者側の論理で様々な制限が課せられ、われわれユーザにとって不利益になるのではと危惧している。
大企業が「こうしなさい」と、決められたことしかできない Linux になるんじゃないだろうか? 
とは言っても Google Chrome OS や Intel,Nokia の Meego にはものすごく期待している。
Android のスマートフォンも欲しい。
ただ、少ないお小遣いでは楽しめなくなるんじゃないかと、危惧してるだけだ。

 


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