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【Gerix Wifi Cracker NG 2.0 bt7】 [Aircrack-ng]

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Gerix Wifi Cracker NG は Aircrack-ng のフロントエンドで、BackTrack 4 Final に組み込まれている(イタリア製)。

去年9月末に一度試したが、BSSID や MAC アドレスが自動セットされない等、かなり面倒なソフトだった(おばちゃんでもできると主張していたが…)。
【Gerix Wifi Cracker NG】Aircrack-ng のGUIツール:Royal Windows:So-net blog

IMG_04

今回最新バージョンを導入してみたら、4月26日に記事にした FeedingBottle と同等の、使い易いソフトに変貌していた。
残念だったのは、MSI Wind の 1024x600 では、画面がはみ出てしまう。

最新バージョンのインストールは、

apt-get update
apt-get install gerix-wifi-cracker-ng

Version: 2.0-bt7
Depends: xterm, aircrack-ng, python-qt3
Description: Aicrack-NG (WPA/WEP) GUI with pyrit support on cracking

(spoonwep-wpa 3 のリリースは、5月15日以降に延期された。)
http://royalwin.blog.so-net.ne.jp/2010-04-06-2

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Gerix Wifi Cracker のスクリーンショット

  • MSI Wind U100 netbook
  • Backtrack 4 Final
  • Aircrack-ng 1.1 (2010/4/24リリース)
  • gerix-wifi-cracker-ng 2.0-bt7

gerixfullsc

1) 無線LANカードを monitor  モードに切り替えて、ターゲットを選択する。

gerix3

2) start sniffing and logging でキャプチャを開始する。(airodump-ng)
3) その後WEP Attacks (no client) を選んだ。

gerixwep1

4) Fragmentation attack 枠の4ボタンを上から順に実行した。
2番目の Fragmentation attack が成功しない時は、fake auth をもう一度押してみる。

gerixwep2 

5) インジェクションが成功して、#Data が増加したら Cracking で Aircrack-ng を実行する。

gerixcrack3

Gerix と FeedingBottle は、特に優劣は無いが、画面の小さいネットブックでは、フォントが大きめでコンパクトな FeedingBottle の方が使い易いと思う。

機能的には変わらない。
ノークライアントでは、SSID を隠蔽している AP や MAC アドレスフィルタリングしている AP の WEP クラックはできない(接続しているクライアントが必要)。
WPA/WPA2 についても辞書攻撃ができるだけだ。
ただ、Gerix は pyrit というGPUを演算に使う辞書攻撃ツールをサポートしているみたいだ。

無線LANでは、セキュリティを WPA にして、普通の強度のパスフレーズを設定すれば、まず安全だ。

後は 5月中以降にリリースされる spoonwep-wpa 3 がどう仕上がってくるか?

 


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