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【Avidemux で 地デジ録画を DVD に変換】 [Ubuntu]

オープンソースの Avidemux で地デジ録画ファイル(MPEG2-TS)を DVD-Video 用の MPEG2 に変換できる。
Avidemux – Downloads

Windows 7 32bit と Ubuntu 10.04 64bit で 2分11秒の MPEG-TS ファイルを変換した。
PC は Core2Duo E6850 3.0GHz, メモリ 2GB。

所要時間の結果は Windows 7 x86 が 3分8秒、Ubuntu が 2分20秒で、同じ Avidemux でも Ubuntu の方が早い!
2-pass VBR で再エンコーディングしている。
32bit と 64bit の違いなのか、Avidemux の作りの違いなのか分からないが、Linux 版 Avidemux の方が動作が軽快だ。

Avidemux (Ubuntu 10.04)
Screenshot2

DVD-Video 用の MPEG2 ファイルを作成したら、DeVeDe で DVD-Video の ISO ファイルを作成した。

DeVeVe (Ubuntu 10.04)
Screenshot-Unsaved disc structure - DeVeDe

ファイルのプロパティ Advanced options で Repack audio and video without reencodeing を選ぶ(再エンコードしないので時間短縮)。

Screenshot-File properties

 

Ubuntu ガイドを見ると、他にもいろいろ DVD オーサリングソフトがあるが、DeVeDeがお奨めか?
http://ubuntuguide.org/wiki/Ubuntu:Lucid

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Avidemux は、GPLのオープンソースで、最新は 2.5.3。
Ubuntu でのインストール方法は、

apt-get install avidemux

バックエンドに mencoder を使用しており、様々な動画形式の変換に対応している。
Avidemux でもカット編集や結合ができるが、カット編集は、前記事で紹介した Murdoc Cutter (Windows)の方がさくさくできる。

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DeVeDe は Ubuntu ソフトウェアセンター > サウンド&ビデオで簡単にインストールできる。
起動は、アプリケーション > サウンド&ビデオ > DeVeDe。

Windows 7 のデフォルトは、ディスクトップがごちゃごちゃして作業しづらいが、地デジ録画環境と Murdoc Cutter があるので、動画関係はこちらで行っている。


【ディスクトップ Linux の今後】 [Ubuntu]

2010-04-24T22-15-41-0a34a マイクロソフト Windows は、ビジネスで使える完成度の高い製品だったので、シェア独占となった。
システムをマイクロソフト製品で構築しておけば将来的にも安心だった。
ビジネス向けデスクトップ OS で Windows 以外の選択は、現状あり得ない。

ただ、個人向けデスクトップは、Apple Mac が Windows より優れていると断言できる。
せかにゅ:Microsoft幹部の「Windows 7はMacにインスパイア」発言が波紋 - ITmedia News
Mac OSX は、NEXT 社のワークステーション向けUnix NEXTSTEP から発展した Unix 系 OS Darwin がベースになっている。

このブログを始めた頃、Linux など Unix 系 OS はサーバ用と思っていた。
今も Web サーバやメールサーバに CentOS を使っているが、24時間稼働で非常に安定している。 CentOS は 有料の Redhat Enterprise Linux(RHEL) をベースに作成された無料の Linux だ。

モバイル向け Linux では Google  Android や Intel,Nokia の MeeGo がある。 
HP が買収した Palm の WebOS も Linux であり、HP のタブレットやスマートフォンに搭載される予定だ。
モバイルはApple 製品を除き、全て Linux になると思う。

2006年10月にリリースされた Ubuntu 6.10 はデスクトップの完成度が高かった。
ネットブックにインストールされる Linux もほとんど Ubuntu 系で、このブログでよく取り上げている Backtrack も Ubuntu だ。
最新の Ubuntu 10.04 では起動が速くなり、MP3ファイルにマウスカーソルを乗せると再生されるなど、スマートな個人向けデスクトップになっている。

今年はもしかしたら、個人向けデスクトップで Linux がシェアを獲得する始まりの年かもしれない。
4ヵ月後に正式リリースされる Google Chrome OS がデスクトップ OS としてどんな評価になるのだろうか?

ビジネス分野で Windows と競合するデスクトップ OS の出現は当分無いと思う。
ただ、IBM が、OS/2 を復活させるといううわさがあるらしい。
OS/2復活か? | エンタープライズ | マイコミジャーナル
OS/2 は90年代にマイクロソフトと IBM が共同で開発した OS だが、その後マイクロソフトは単独で Windows を発展させたので、OS/2 は終息してしまった。
新 OS/2 は Linux ベースになるそうだ。

 


【Ubuntu 10.04 リリース】 [Ubuntu]

ubuntudownload

Ubuntu 10.04 LTS リリース | Ubuntu Japanese Team
起動プロセスから HAL が削除された等で、起動が著しく速くなっている。

ネットブックエディション(UNE)での起動時間比較、9.10 -> 10.04 でこんなに違う。

Samsung NC10 (OCZ SSD) 55s -> 18s
ASUS Eee PC 1201n 65s -> 23s
Dell Mini 9 56s –> 19s

Ubuntu 10.04 Netbook Edition Released, Benchmarked

Linux Live USB Creator も同時に 2.5 にアップデートしている。
http://www.linuxliveusb.com/

ASUS Eee PC 901 と 1000H で無線LANが使えないという問題が出ているそうだ。
[Ubuntu 10.04] Asus Eee 901 and Eee 1000H Wi-Fi problem : Netbook Reviews

wifiproblems

901,1000H は無線LANカードが Ralink 2860 (rt2860sta.ko)
そういえば、無線LANアダプタ buffalo WLI-U2-SG54HP(Ralink rt73) を使用している自分の PC では、Ubuntu 10.04 beta 2 を入れているが、無線LANでパケットロスが出て安定しなかった。NetworkManager を削除して、wicd を導入したところ問題解消している。
http://royalwin.blog.so-net.ne.jp/2010-04-14-1

torrent でダウンロードは済ませてあるので、明日にでもインストールしてみる予定。
インストールは 2.5 になった Lili USB creator で作成した Ubuntu 10.04 LiveUSB を起動して行うつもりだ。(USBメモリを使ってインストール)
10.04 beta 2 もその方法で上手くいっており、MacOS みたいに、日本語を選択してインストールすれば、完全に日本語ローカライズされる。

10.04 はうれしいほど起動が速くなってるので、もはや高速起動 Linux と呼んでもいい感じだ。
最新の高速起動 Linux 動画を作ろうと思っている。 
http://royalwin.blog.so-net.ne.jp/2009-06-19

 


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