SSブログ

【Linuxカーネル 2.6.30 fastboot】 [高速起動Linux]

Linuxカーネル2.6.30 が10日にリリースされた。

カーネル 2.6.30 では fastbootがカーネルに含まれている。
fastbootは正にLinuxの起動を高速化する機能だ。

Linuxではベクトルの1つが高速起動に向かっているようだ。
Ubuntu 9.04の起動時間は25秒、9日にリリースされたFedora 11の起動時間は20秒とされている。

OSの起動高速化は大変いいことだが、高速化によって何か失われるものがあるんだろうか?
高速起動LinuxのXandros PrestoやMoblin v2 を使ってみると別にデメリットは無い気がする。

なぜPCは速くなったのに、OS起動は遅くなったのか?(特にVisra)
PCのOSでは、起動の高速化をこれまであまり重要視してこなかったのだろうか?
それともネットブックがヒットして、起動高速化の必要性が増したのだろうか?

現在実用化されている高速起動Linuxは、副次的な使われ方で、メインはあくまでWindowsだ。
高速起動Linuxでしっかりメインで使えるものが必要だ(第一候補はMoblinか?)。
これから、特にネットブックにおいてWindows7と高速起動Linuxの対決になるかもしれない。
セキュリティ面も高速軌道Linuxの方が優位だろう。

「起動が1分と10秒ではどちらもそんなに変わらないのでは」と思われている方は、ぜひSplashtopやxandros prestoを試してみてもらいたい。
ヒットしているキングジムのポメラは「電源入れたらすぐ文字入力」だが、高速起動Linuxは「電源入れたらすぐにインターネット」だ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。