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【全世界最小的 Chromium OS (2)】 [Google Chrome OS 登場]

高速起動Linux xPUD の Chen, Ping-Hsun(penk)さんが、58MB の世界最小 Chromium OS を公開している。

penk: xPUD 火力展示:全世界最小的 Chromium OS

VirtualBox で起動。

イメージ5

高速起動Linux xPUD ベースなので起動は速い。
ログイン不要、VirtualBox でも 10秒以下で起動する。
LiveUSB も作って MSI Wind U100 でも起動してみたが、何故か無線LANがつながらなかった。
APがリストされるし、ドライバ(ath5k)も動いている。

minimized-chromiumos.iso の中味はこんな感じで、opt の中に core というファイルが入っている。
core ファイルのサイズは約60MB。 
lssr

isolinux.cfg では initrd=/opt/core で core を指定している。
label

core は initramfs と同様に gzip と cpio で圧縮されている。
core ファイルを ubuntu でローカルにコピーして解凍してみた。

mkdir initramfs
cd initramfs
zcat ../core | cpio –id

(元に戻す時は、)

find . | cpio -c -o | gzip > ../core

すると今度は opt/rootfs.sqf が出てきた。
file rootfs.sqf で調べると squashfs なので、次のコマンドで解凍する。

unsquashfs rootfs.sqf

squash-root ディレクトリが生成されて、配下に起動時の root ファイルシステムが解凍される。

(元に戻す時は、)

mksquashfs squash-root rootfs.sqf

以上の様に core ファイルを分解してみたが、特に何か仕組みが分かったわけではない。
init スクリプトで起動時にいろいろ処理をしている様だが、難しすぎて解読できなかった。
chrome ブラウザは usr/share/google/chrome に入っているが、どうやって自動起動しているのか分からない。

xPUD 版 Chrome OS はとにかくサイズが小さく高速起動だが、LiveUSB にしても設定保存等はできない。
xPUD も Chrome OS が出てきて(同じ様なコンセプトだから)止めるのかと思っていたがまだまだ健在みたいだ。
Chromium OS が公開される4日前に、ぼくもこんなビデオを作っていた。

 


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