SSブログ

P1000-Eにサブバッフル M800 [Stereo]

FOSTEX P1000-E が安く手に入ったので,サブバッフルを介してM800を取り付けてみた。
M800はSTEREO誌2016年8月号付録の8cmフルレンジユニット。
サブバッフルはコイズミ無線の既製品original W083 (φ79)
開口径79mm,外形寸法:110×110mm,厚さ9mmのMDF材


IMG_20170926_212711M800


10cmユニットのP1000Kが付いていたネジ穴に,M3×25mmのネジを差し込み,蝶ナットで固定するようにした。
サブバッフルには,ドリルでユニット取り付け用に2mmの下穴と,サブバッフル固定用のM3ネジを通すための4mmの穴をあけた。


パワーポイントでサブバッフル110mm×110mmの図を作りシミュレーションした。
円は,内側がサブバッフルの開口部径79mm,外側がP1000-Eの開口部径94mm。
点は,ネジ穴の位置で,内側がM800用89mm,外側がP1000K用116mm。

サブバッフル


Amazon のスピーカーボックスのランキングでは,P800-Eが1位,P1000-Eが2位となっている。
安価だから売れてるのかもしれないが,中国製でも作りが丁寧でちゃんとしているので,いい製品だと思う。
バフレフのダクトは紙製で内側が黒く塗られている。


サブバッフルを付け外しすれば,8cmと10cmのユニットを取り付けることができる。
この後,サブバッフルを一旦外してラッカーで塗装したので,やや見栄えはよくなった。
また,サブバッフルとエンクロージャーのP1000-Eが密着するよう,サブバッフルの裏側に水性の液体ゴムを塗った。



nice!(0)  コメント(0) 

AVCHDの音声でCD作成 [Stereo]

子供の音楽会のビデオ録画から,音声を抽出してCDを作成した。
3種のフリーソフトを使っているが,手間も時間もかからない。

tsMuxeR

Demuxボタンで,AVCHDからAC3ファイルを抽出する。

えこでこツール
AC3 -> WAV 44.1kHz にする。

Imgburn

CD作成


nice!(1)  コメント(0) 

HDMIオーディオコンバーター FX-AUDIO- HAC-02J EDIDエミュレーターでハイレゾ出力 [Stereo]

FX-AUDIO- HAC-02J はHDMIの音声をRCAのアナログ端子や光/同軸のデジタル端子で出力できる。
本機のみのHDMI接続では,EDIDによって,24bit48kHzまでの出力に制限されるが,ダミープラグタイプのEDIDエミュレーター(※EDID書き換え要)を接続して,24bit192kHzまでのハイレゾの出力ができた。
NFJストア ヤフーショッピング店,【リファービッシュ】FX-AUDIO- HAC-02J HDMIオーディオ コンバーター HDMI音声分離器 高音質DAC&DDC RCA 光 同軸出力


HDMI Display Emulator 仮想コネクタ幻影ディスプレイエミュレーターDDC EDIDエミュレーター、偽エミュレータ(fit Headless 2K @ 60Hz)

HAC-02JのHDMI出力に接続しているのが,EDIDエミュレーター。


IMG_20170910_203715

Foobar 2000 WASAPIで24bit192kHz Flacを再生。
foob


Windows 10 デバイス HDMI2K(EDIDエミュレーター) のプロパティ。24bit 192kHzまでサポートされている。


hdmi2k


EDIDは,液晶モニターとPCの互換性を確保するため,ケーブルを介して送信される256バイト(ベース128バイト)の制御データで,HDMI接続でも使われており,I2C通信で送信する。 
一例として,液晶モニターの推奨解像度情報等があるが,オーディオのサポートデータも拡張部(128バイト)に含まれている。
HAC-02Jの商品説明には,「本機は入力、アナログ出力(DAC)デジタル出力(DDC)共に最大24bit192kHzに対応しております」となっているが,HAC-02JのEDIDは,サポートしているサンプルレートが,32/44.1/48KHzだった。
そのため,本機のみのHDMI接続では96/192kHzがWindows/Linuxから出せない。

LG電子の液晶テレビLG 32LF5800を以下のようにつなげると,32LF5800のEDIDがサポートしているため,PCから24bit 192kHzの出力が可能になった。
PC------<HDMI>-------HAC-02J-------<HDMI>-------32LF5800
 
PCからHDMIで接続している機器のEEPROMにアクセスして,EDIDを書き換えることができる。
HAC-02JのEEPROMは,書き込みエラーにならないのに何故か書き変わらなかった。
液晶モニターはサービスモード切替等,プロテクト解除の操作が必要らしい。HAC-02Jもプロテクトがあるのかもしれない。

そのため,Amazonで上記のダミープラグEDIDエミュレーターを購入した。たぶん以下の製品の模造品だと思う。
https://www.headlessghost.com/
(ちゃんとしたEDIDエミュレーターはもっと高価。http://www.kirikaeki.net/edid/emulator/tmdsedid/
このEDIDエミュレーターは,EEPROMがプロテクトされてない。96/192kHzサポートを追加するため,Linuxのソフト edid-rw で下記のとおりこのEDIDエミュレーターのEDIDを書き換えた。

(記)
使用したLinuxは,Kali Linux 2017.1 (Debian)


apt-get install python-smbus edid-decode
apt-get install i2c-tools
git clone https://github.com/bulletmark/edid-rw
modprobe i2c-dev


EDIDエミュレーターをPCのHDMIに接続する。
画面が切り替わったらi2cバスの何番にEDIDエミュレータが接続されているか調べる。


i2cdetect –l
cd edid-rw
./edid-rw 0  | edid-decode
./edid-rw 1 | edid-decode
:


自分のPCの場合,No.5 につながっていたので,EDID(バイナリ256バイト)を任意のファイル名で書き出す。


./edid-rw 5 > edidfl2701.bin


バイナリエディタでオーディオサポートデータとチェックサムのみを書き換える。ghex, vi –b,


00,FF,FF,FF,FF,FF,FF,00,19,9F,01,27,00,00,00,00,    base 128バイト
03,1B,01,03,80,3E,22,78,EA,1E,C5,AE,4F,34,B1,26,
0E,50,54,2F,CF,00,D1,00,D1,C0,B3,00,A9,C0,95,00,
81,81,81,00,71,40,02,3A,80,18,71,38,2D,40,58,2C,
35,00,E0,0E,11,00,00,1A,E2,68,00,A0,A0,40,2E,60,
30,20,36,00,80,90,21,00,00,1A,56,5E,00,A0,A0,A0,
29,50,30,20,36,00,80,68,21,00,00,1A,00,00,00,FC,
00,48,44,4D,49,32,4B,0A,20,20,20,20,20,20,01,DF,
02,03,3E,70,54,90,05,04,03,02,07,16,01,1F,12,13,    extension data 128バイト
14,20,15,11,06,5D,5E,5F,62,23,09,57,07,83,01,00,
00,6D,03,0C,00,10,00,38,3D,20,00,60,01,02,03,67,
D8,5D,C4,01,78,00,00,E3,05,03,01,E2,0F,71,22,6F,
80,A0,70,70,78,80,30,20,46,00,E0,1C,12,00,00,1A,
04,74,00,30,F2,70,5A,80,30,20,46,00,C0,1C,32,00,
00,1A,35,2F,00,A0,A0,A0,29,50,30,20,36,00,80,68,
21,00,00,1A,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,12,


オーディオサポートデータ 0x07 –> 0x57 96/192kHzサポートを追加
extension data(128バイト)のチェックサム 0x62 –> 0x12
Checksum. Sum of all 128 bytes should equal 0 (mod 256).

アップデートしたEDIDファイルでEDIDエミュレーターのEEPROMを書き換える。 


./edid-rw –w 5 < edidfl2701upd.bin


オーディオサポートデータの位置は,Windows ソフト Extron EDID Managerで確認することができる。
http://www.extron.com/product/software.aspx?id=edidmanager

チェックサムの計算


cat edidfl2701upd.bin | edid-decode


これで,EDIDエミュレーターに,96/192KHzをサポートするEDIDが保持されるので,ハイレゾ出力が可能になる,



最後に,このEDIDエミュレーターは,何に使うものなのか不思議だった。
ビットコインのマイニングで需要があるみたいだ。
https://www.headlessghost.com/



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。