【高速起動Linux(元祖) Splashtop HDDインストール】Why wait? [splashtop]
高速起動Linux Splashtop(SpeedyBoot v1.0.1)をMSI Wind U100の内蔵SATA-HDDにインストール。
USBフラッシュメモリにインストールした場合より若干起動が早い。
Grubブートローダー選択から8秒でディスクトップが起動、9秒で無線LANがイネーブルになる。(無線LAN環境はWPA-PSK)
瞬時の無線LAN接続が他の高速起動Linuxには無い、Splashtopの大きな特長だ。
あっという間にディスクトップが起動して、無線LAN接続される。
キングジム ポメラのキャッチコピーをもじって、「電源入れてすぐにインターネット - Why wait?」だ。
使用したのは前記事と同様で、ぽちネットさんが作成したカスタマイズ版Splashtop(speedyboot v1.0.1)のアーカイブファイルだ。
標準のSplashtopにはないメールソフトも使用できる。
ポイントはSplashtopをディスクの第1パーティションにインストールする必要がある点だ。
ぽちネットさんによると、第1パーティション(hd0,0)でなければ現状NGとのことだ。
MSI Windは第1パーティションが約4GBのリカバリ用となっているが、これをFAT32、ラベルDVMDISCでフォーマットした。
mkdosfs -F32 -nDVMDISC /dev/sda1別パーティションに導入済のNormal Linux(Backtrack 4)の/boot/grub/menu.lstに以下を追記する。
title Splashtop
root (hd0,0)
kernel /kernel4.bin root=LABEL=DVMDISC vga=0x314 baseva=scan loglevel=0 splash=silent quiet
これでWindowsを起動せずに、素早く安全にブラウジング、メール受信ができる。
安全とはウイルスやスパイウェアに怯えなくて済むという意味だ。
firefoxのbookmarkやメール送受信環境も設定したのでしばらく継続使用してみよう。
とにかく起動が早いので、快適に使用できそうだ。
【高速起動Linux(元祖)DeviceVM Splashtop MSI Wind U100でついに実用化へ】 [splashtop]
DeviceVM Splashtopは、ASUS N10JやLenovo IdeaPad等で採用されている実用化済みの高速起動Linuxだ。
それぞれExpressGate,QuickStartという名前でOEMされている。その他ASUSやMSIの各種マザーボード、ASUS EeeBox、サムソンのネットブック、HP Envy 133(VoodooIOS)にも採用されている。
ぽちネットさんのサイトでカスタマイズ版アーカイブファイル(speedyboot v1.0.1)を公開していただいたので、この度MSI Wind U100でもUSBメモリ起動で利用可能となった。
http://www.pochinet.org/linuxY0170.htm
このMSI Windは無線LANカードをAtheros AR5006EXSに交換しているが、special orderで対応していただいた。(標準のRalink RT2700Eでも接続を確認している。)
特筆すべきは、約10秒で起動後瞬時に無線LANがイネーブルになる点だ。
すぐにブラウザを起動してインターネット接続ができる。
なぜこんなに無線LAN接続(我が家はWPA-PSK)が早いのかは不明だが、さすがは実用化されている高速起動Linuxだ。
WindowsXPもUbuntu、Fedraもディスクトップが起動してから無線LANがイネーブルになるまで少々時間が掛かる。
キングジムのポメラがCMで「電源入れてすぐに文字入力できます」とのことだが、Splashtopは電源入れてすぐにインターネット接続だ。
アプリはブラウザのfirefox, music player, photo viewer, online game, skype, rxvt, メーラーのsylpheed。
メーラーはカスタマイズで追加されている。
USBメモリにアーカイブを展開してgrubで起動しているが、USBメモリは高速な製品を使うべきだ。
この200倍速USBフラッシュメモリCUFD-H2Gはリード32MB/s、ライト22MB/sのSLCチップ搭載だ。
Splashtopは、簡単にドライバやアプリを適用できないのが難点だが、ぽちネットさんにご対応いただいたのでなんとかなった次第だ。日経Linux3月号のSplashtop hackの記事を読んでから長く苦しい道のりだったので、感慨一塩だ。
購入をケチって、まだSSDを持ってないが、是非とも高速なSSDにインストールしてみたい。5秒位で起動するのではないか?と思う。
【高速起動Linux Splashtop kernel-2.6.28にアップグレードしたファイルが公開】 [splashtop]
ぽちネットさんのサイトでkernel-2.6.28にアップグレードしたSplashtopのカーネルファイルがアップされた。
http://www.pochinet.org/linuxY0170.htm
最近は高速起動LinuxではXandros Prestoを使っていたが、高速起動LinuxではSplashtopがもっとも有名で、ASUSのノートブック N10JやMobo、MSIのMobo、ネットブックではlenovo Ideapad、サムソン製ネットブックに搭載されている。
10秒でLinuxが起動する。
ぽちネットさんのサイトからkernel4-sb.binを頂いて、USBメモリに入っているSplashtop(Lenovo QuickStart v1082)にコピーした。
e:\QSTART.SYS\kernel4-sb.bin
c:\boot\grub\grub.confを以下のとおり書き換えて早速起動したところ、ばっちり起動。
default=0
timeout=0
hiddenmenu
title splashtop
root (hd0,0)
kernel /qstart.sys/kernel4-sb.bin baseva=scan vga=0x314 loglevel=0 splash=silent quiet
ブラウザ等アプリの動作も問題ないようだ。(今までこれがうまくできなかった)
音声は未だNGとのことだ。
HP mini,foxconn QBOOK,MSI Wind U100,ASUS EeePC-4Gの個別のProfileが/etc/model.dに入っている。
ぼくのU100は内蔵無線LANカードをAtherosに変えているので、無線LANがイネーブルにならなかったが、U100の場合オリジナルの無線カードのままならOKだろう。
日経Linux3月号の記事を読んで、Splashtopをトライしている人じゃないと意味が分からないと思う。
5月中には構成ファイルも含めたsplashtop-pochinetをアップしてくれる様だ。